今朝起きると雪がずいぶんと積もっていました。積雪量15cm(推定)。来週も天気予報によれば雪の日が多いようなので、根雪になりそうなカンジです。
今日は旭川市長選挙の投票日。彼女と二人で投票所である近所の小学校へ。彼女はこれが始めての投票。投票整理券を係りの人に渡し、投票用紙を受け取る。用紙には候補者の名前がすでに書かれており、選んだ候補者の名前の上に○をつけて投票箱に入れる。小学校に足を踏み入れてからわずか2、3分で投票は終了。この程度のことを、みんななんでしないのか?
僕は数年前から必ず投票に行くことにしている(去年の北海道旅行中は行けなかったけど)。しかし投票権を得てからの数年間は「そんなもん行くくらいなら家で寝てたほうがマシ」という、まさに「政治に無関心な若者」であった。
そんな僕が選挙に必ず行こうと思うようになったのは落合信彦の本を読んでからだ。僕は世界情勢を大胆に予測し、軟弱な日本に喝を入れるこのジャーナリストの本が好きで、一時期図書館で何冊も借りて読んでいた。何てタイトルかは忘れてしまったけど、その著作で彼は「民主主義国家に生きる我々には政治家を選ぶ権利を与えられている。その権利を放棄し投票に行かない奴には政治を批判する資格はない」と、こんな文章じゃなかったような気がするが、まぁこのようなことを言っていた。
「そ〜かぁ、それもそうだよな。うん、確かにその通りだ。よし、俺も今度からはちゃんと投票に行くぞ!」と単純に僕は思い、それ以来投票所に足を運ぶことにした。
しかしよくよく考えればこの権利、とても大切なものなんだ。世の中にはこの権利を勝ち取るために命を落とす人々だっているのだ。天安門の若者たちだってそうだ。しかし敗戦により、アメリカから民主主義を与えられたこの国では、その権利がいかに重要なものなのかを実感できず、安易に放棄してしまっている人達のなんと多いことか。
今回の旭川市長選の投票率は48.27%だったそうだ。投票に行かなかった約半数の市民には市政に文句を言う資格はない。
今、速報で選挙の結果が知らされた。現職の候補が3選を果たしたらしい。僕の投票した若い候補者はかなりおしいところで落選した。「日本一不況」とも言われるこの街、旭川。そういわれるようになってどれくらいになるのかは知らないが、その間に市政を執ってきた人が、またこの先4年間、首長の座にすわり続けることになった。
さて、日米野球だけど、やってくれました、上原!!まさに快刀乱麻!。ボンズ、ジアンビーといったメジャーを代表する強打者をまったく寄せ付けず。一点は取られはしたものの8奪三振の見事なピッチング。昨日の溜飲が下がる思いだった。しかしメジャー相手にこれだけ堂々としたピッチングを見せる上原、いずれメジャーに行ってしまうのかなぁ?
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