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◆ 北海道行楽記
「今年の紅葉見納め」
旭川・神居古潭
2002年10月21日


すでに10月も下旬、最低気温が氷点下になる日もあり、冬がもうすぐそこまで来ているという感じの今日この頃。

旭川市郊外の神居古潭(カムイコタン)が紅葉の名所であるという情報を聞き、「少し遅いかな?」と思いつつ、今年の紅葉の見納めに、行ってみることにしました。

国道12号線を西に進路をとり、街中を抜けてしばらく走ると、神居古潭への分岐があります。石狩川沿いにしばらく行くと、駐車場とお土産屋さんが。ここに車を停めます。

平日の午後ということもあってか閑散としていて人影もまばら。曇天模様とあいまってもの寂しい雰囲気です。

「カムイコタン」、アイヌ語で「神の住むところ」という意味らしい。ちなみに知床にある有名な温泉「カムイワッカ」は「神の水」、そのうちホームページでアイヌ語地名講座でもやろうかな?

川の向こう側に見える木々は、曇り空の下、「紅」葉というよりはくすんだオレンジ色?のように見える。やはりすでに時期が遅かったかな?


神居大橋。

一度に100人以上渡らないで下さい」との看板あり。

白い欄干が紅葉によく映えます。

その神居大橋の上からの石狩川上流の眺め。(うっ!電線が邪魔!)

川の水は深緑色でずいぶんと水深がありそう。



函館本線、旧神居古潭駅

昭和40年代に新線ができ、廃駅となりました。しかし現在でもその駅舎とホームは保存され、当時の雰囲気を今に残しています。うーん、ノスタルジックだ。

線路が敷かれてしたところは、今ではサイクリングロードになっているようです。


駅のすぐそばにはSLが3両保存されていました。

写真はそのうちの1両、「デゴイチ」の愛称で有名なD51です。



駐車場からの石狩川。

このあたりは川幅が狭く、流れも急で、交通手段が舟だった時代には、多くの舟がこの激流に飲み込まれたらしい。「カムイコタン」という地名は、この流れを魔神にたとえて付けられたようです。
「神居岩」

層雲峡の柱状節理を思わせるような岩壁。
ハイキングコースを歩けばすぐ近くまで行けるようですが、今回は遠くからの写真だけ。


駐車場の案内板には「竪穴式住居跡」の文字があり、なんだか面白そうなので行ってみることにしました。国道に戻り、深川方面にほんのちょっとだけ走り、狭い脇道に入ったところにそれはありました。


わかるでしょうか?地面にいくつかの窪みが見えます。これが「竪穴式住居跡」だそうです。ただの穴やん・・・


残念ながら紅葉には少し遅かったようです。我が家から車で20分くらいの近さで、行こうと思えばいつでも行けるところなので、来年はベストのタイミングで見に来たいものです。

今年の紅葉はこれで見納め。まだまだ北海道には紅葉スポットが数多くあるようなので、来年のシーズンをまた楽しみにしていよう。

・追記(11月5日)
山の紅葉は終わってしまったが、街路樹に多く植えられているナナカマドの葉は今でもきれいに紅くなっている。モミジのような鮮やかさはないけど、それはそれで十分に美しい。それからカラマツの「黄葉」。大雪山や十勝岳をバックに雄大に広がる黄金色のカラマツ林はこれからが見頃。「北海道の秋は短い」と言われるが、その短い間にも我々を大いに楽しませてくれます。


・追記その2
後日聞いたことですが、この神居古潭は有名な心霊スポットだそうです。








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