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◆ 北海道行楽記
「イルミネーションとB級グルメ」 札幌・小樽 2002年12月15日・16日
札幌
実に180万の人口を抱える、東京より北では最大の都市。
180万人ってすごいよなぁ、僕の住んでる旭川なんて36万人くらいでしょ、5倍じゃないですか、5倍。
僕らにとって札幌の魅力と言えばやはり、おいしそうなお店がたくさんあるってこと。北海道のTVでは、おいしそうなお店を紹介するって番組がやたらと多いんですよ。しかし紹介されているお店のほとんどが札幌のもの。そりゃそうです、道民の3人に1人が札幌に住んでいるんですから。しかし我々他の地方に住んでいる道民は、そんな番組を「いいなぁ、うまそうやなぁ、行ってみたいなぁ」と指をくわえて見ることしかできないわけですよ。
そこでたまに札幌に出てきたときには、当然のごとくグルメツアーになってしまうわけなのです。
で、そんな北の大都会、我々にとってはグルメの街、札幌に行ってきました。しかも久しぶりの泊りがけで。
旭川から車で約3時間。今年の札幌は雪が少ないと聞いていましたが、そのとおり札幌が近づくにつれ、どんどん雪の量が少なくなっていきます。路面にもほとんど雪はなく、安心して運転することができました。
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今回の目的その1、「らーめんてつや」
札幌のラーメンランキングで、「五丈原」「山桜桃」「すみれ」などと並び、常に上位に顔を見せる、有名店。
現在では市内に五店舗を構えているそうです。ここは「北32条店」ちゃんと駐車場もあります。
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え〜と、あらかじめ謝っておきます。ごめんなさい。
実はこれ書いている今、実際にこのラーメン食べてから2ヶ月も過ぎているんですよ。
それでですね、え〜、正直に言いましょう。
どんなラーメンか忘れた。
うん、結構おいしかったことは覚えているんですよ、そうですねー、10点満点だと8点くらいはあげれる。人におすすめもできる。味噌が700円、塩と醤油が650円だったかな? |
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婦女子に大人気のオサレサイト(自称、あくまで自称)「ゴクラクチョウニチョウメ」のコウグチテツヤに会いに行きました。彼は僕が旭川に移住するよりも少し早く、この札幌に移住してきました。中学生時代からの旧友が、札幌、旭川と場所は違うものの、同じ北海道に魅せられて、移住しているというのは嬉しいものです。
「てつや」でラーメンを食べた後にテツヤに会いに行く。いや、別にどうでもいいんですが。
そんなコウグチテツヤを拾い、まずは「サッポロファクトリー」へ向かいます。
クリスマス前の日曜日ということもあってか、ファクトリーの周りは大渋滞。車を駐車場に入れるのにもかなり時間がかかりました。
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サッポロファクトリ−内のクリスマスツリー
こんなところにどうやって運び込んだのでしょうか? |
札幌という街の渋滞と人ごみを体験しただけで、何をしに行ったんだかよくわからないサッポロファクトリーを後にして、次に我々が向かったのは・・・
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目的その2、今大ブームとなっている、「讃岐うどん」です。
東区にあるセルフの店「さぬき小町うどん」に行ってきました。
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かけ、釜揚げ、ぶっかけ、カレーなどの中から好みのものを選び、麺の量(大中小)と合わせて店員に注文します。
うどんの入った器を受け取り、後は自分で好みの具材をトッピング。
これは「かけ」うどんに「あげ」と「かきあげ」をトッピングしてみました→
そしてお味のほうは・・・
う〜ん、おいしいことはおいしいのだけど、やはり以前、本場讃岐で食べたものとは何かが違う・・・
ま、以前食べたところがおいし過ぎたってことにしておきましょう。 |
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「かけ」うどんの「小」で、何もトッピングしなければ、本当に100円で食べることができます。この低料金はやはり魅力です。近所に一軒欲しい店ですね、旭川にもできないかなー。
そして、うどん屋を後にし、コウグチテツヤのマンションへお邪魔します。
ここでテツヤにホームページビルダーのレクチャー。
今、このサイトがあるのは僕のおかげと言っても過言ではないでしょう。
失礼、関係のない話でした。
そして、コウグチテツヤと別れた我々は、「APAホテル」に向かいます。
我らが郷里、金沢から展開しているホテルグループで、低料金で清潔な部屋(広くはないけど)と、しつこすぎないサービスが魅力です。都市部に宿泊するときにはお勧めのホテルですね。インターネットでの予約により、宿泊料金が最大30%OFFになります。
そして目的その3、札幌の冬の風物詩と言っていいでしょう。「さっぽろホワイトイルミネーション」です。
さまざまな形をしたオブジェが色とりどりの電飾をまとい、夜の街を幻想的に彩ります。
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テレビ塔
何度も見ているんだけど、展望台に登ったことはありません。だって700円も取られるしなぁ。
その高さは147.2m。
ちなみに
東京タワー : 333m
福岡タワー : 234m
名古屋のテレビ塔 : 180m
京都タワー : 121m
通天閣 : 103m
だそうです。
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そして翌朝、ホテルをチェックアウトした我々がまず向かったのが、目的その4、「フルーツケーキファクトリー」です。
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店内はやはり若い女性でいっぱい。
ショーケースには、様々なフルーツがふんだんに使われた色とりどりのケーキやタルトが並んでいます。 |
左から
ベイクドチーズケーキ
イチゴのタルト
サツマイモのタルト
どれも大変おいしゅうございました。
ここを楽しみにしていた彼女もご満悦。
余談ですが、男性よりも女性のほうが、甘いものを食べたとき感じる幸せが大きいそうです。なんでもホルモンの関係だとか。 |
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札幌まで来たんだから、ついでに行っとかねば!ってことで、小樽にまで足を伸ばします。
札幌から小樽までは全線4車線。街中を抜ければ渋滞もなく快適なドライブ。
ここで、久しぶりの海を見ることができました。僕らの住む旭川は海とはかなり離れているんで、こうしてただ車窓越しに海を目にしただけでも結構嬉しいもの。
そして札幌中心街から約40分、小樽に到着です。
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言わずと知れた、「小樽運河」
この日は平日ということもあってか、人影もまばら。 |
運河沿いにある「小樽運河食堂」内の、「ラーメン工房」に行ってみました。
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昭和初期のレトロなムード満点の館内に、何軒かのラーメン屋が軒を連ねます。
うーん、この写真じゃイマイチ雰囲気がわからないなぁ。
残念ながらこのときはケーキで満腹だったので、ラーメンを食べるのは次回のお楽しみとすることにしました。 |
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目的その5
マイカル小樽のクリスマスツリー
でかいっ!昨日見たサッポロファクトリーのそれを遥かに上回る大きさです。
樹齢80年、高さ19mのエゾクロマツの木だそうです。それを飾る電球の数は、なんと約4万個。
いや、しかしクリスマスツリーもデカイが、マイカル小樽自体もデカイ。が、ここまで人口密度の低い商業施設もなかなかないぞ、昨日のサッポロファクトリーとはエライ違いだ、大丈夫なのか? |
そして小樽を後にし、再び札幌に戻ります。
やはり札幌に来たからには、ラーメンと共にコイツは外せません。
そう、目的その6はスープカレーです。
そこで行ってきたのが「マジックスパイス」というお店。よくある「スープカレーランキング」なんかで、常に上位にランクされている超有名店です。
大抵のカレー屋さんは、エスニックな内装でインドかどこかの音楽が流れていて、どこか怪しげな雰囲気を漂わせているものなのですが、この店はその最たるものと言っていいでしょう。その怪しい雰囲気にどっぷりとつかることができます。
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辛さのランクが覚醒、瞑想、悶絶、涅槃、虚空という言葉で分けられていますが、カレーの辛いのが結構苦手な自分は下から2番目の「瞑想」をチョイス。彼女は一番辛くない「覚醒」を選びました。
しかしこれが全然辛くない。ホントにカレーか、これ?ってくらい。特に彼女の頼んだ「覚醒」はカレーというよりただのスープといった感じ。
「カレー」としてではなく「スープ」として考えれば、なかなかおいしかったです。
う〜ん、でももうちょっと辛いやつを頼めばよかった。ただ、辛さのランクを上げると追加料金がかかります。 |
我々にとっては久しぶりの泊りがけでの旅行。ん?旅行、なのかなぁ?
旭川から車で3時間くらいと、距離も近いし、それほど観光したってわけでもないので、あまり「旅行」って感じはしませんでしたね。
でも、ラーメンもうどんもカレーもケーキもおいしかったし、ホワイトイルミネーションやクリスマスツリーもキレイだったし、満足の行く2日間でした。
おしまい。
あー、このレポートも外部リンクに頼りすぎかなぁ?でもナビゲーションの役目としてはいいよね、ってコトにしておいてください。
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