|
◆ 北海道行楽記
「美瑛秋景色 その2」
美瑛
2003年10月20日
先日も秋の美瑛を見に行ったのですが、時間も遅かったため、充分に満喫することができませんでした。
それだけではとても満足できない僕達。この秋2度目の美瑛行きとなりました。
美瑛に向かう前に、まずはちょっと寄り道です。
|
旭川で人気のお菓子屋さん「TheSun蔵人」
洋菓子、和菓子、パンと品揃えも豊富です。
店内にはカフェも設置されています。 |
この日はお菓子ではなくパンを
買いました。
カマンベール、パンブキンロール、
カレースティック |
|
|
お店の前のプラタナス並木
この並木がずっと続いていて
なかなかいい雰囲気。 |
国道452号線から、美瑛・パッチワークの路に入っていきます。
秋の美瑛を代表する、豆ニオと
黄葉した白樺のコラボレーション。 |
|
豆ニオとは、収穫した豆を乾燥させる為に、積み上げてビニールシートをかぶせたもの。ボッチなどとも呼ばれている、美瑛の秋の風物詩です。
|
樹齢80年のポプラ、ケンとメリーの木
と、豆ニオ |
ひとくちに豆ニオと言っても、様々な
形があります。
こちらは俵型の豆ニオです。 |
|
|
上にかけるビニールシートの色も、青、緑、透明と
いろいろ。 |
パッチワークの路から、国道と線路を挟んだ反対側、パノラマロードへと車を走らせます。
|
赤い屋根の小屋がメルヘンチックな、
有名写真スポット。
美瑛と美馬牛の中間にあります。
この日もカメラマンがいっぱいでした。 |
緑肥用の小さなひまわり。花の盛りに
畑に鋤きこんで肥料となります。
う〜ん、もったいない。 |
|
|
収穫されたビート(砂糖大根)。
お砂糖の原料です。
無造作に積み上げられた山を
あちらこちらで見かけます。 |
拓真館横の白樺並木
僕らのお気に入りの小路。
新緑の季節もいいけど、黄葉した
並木もいい雰囲気。
アカナラのどんぐりを拾いながら
歩きました。 |
|
|
拓真館のすぐそば、「四季の交流館」の
裏手にある丘からの眺め。
少し高いところに登るだけで、こんなにも
素晴らしい風景が。 |
拓真館の白樺から遠くのカラマツ並木まで
見わたせます。
その向こうには十勝岳連峰も。 |
|
|
美瑛に数ある名前の付けられた木のなかでも、僕が一番好きなのが、この哲学の木。
樹形といい、畑の中にぽつりとたたずむ雰囲気といい、抜群の存在感を持っています。
前の畑には期待通りに豆ニオが。 |
どこから見ても絵になる風景です。 |
|
|
|
そして、となりの畑には一面のキカラシが。
まるで天国にいるかのような風景。
この日一番の感動的なシーンでした。
|
|
小さく積み上げられた豆
この後ニオになるそうです。 |
「四季彩の丘」のシンボル、ロール君
牧草ロール1コ400kgもあるそうです。
夏の間は花を見に来る観光客であふれる
この丘も、今の季節は人影もまばら。 |
|
|
「カムリの踏み切り」
トヨタ・カムリのCMに使われた
ことからそう呼ばれるようになった
とか。
美瑛と美馬牛の間にあります。 |
陽も傾いてきたので夕景がキレイに見えそうなところを周ります。
留辺蘂の丘から望む十勝岳連峰
ここもお気に入りの穴場。丘陵地帯から
山のほうまで一望できる素晴らしい景観。
やや霞んでいるものの、紅く照らされた
山並みが素晴らしい。 |
|
留辺蘂から再びパッチワークの路へと戻ります。
|
マイルドセブンの丘
カラマツ並木のシルエットが何故か
感傷を誘います。 |
|
夕陽の木
パッチワークの路にある一本木。
この日の夕焼けは残念ながらいま
ひとつでした。 |
豆ニオ、シラカバ、カラマツと、美瑛の秋をたっぷりと楽しむことができ、大満足の一日でした。
|
目次に戻る
|