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◆ 北海道行楽記
「ゴローさんを訪ねて 2003」
富良野
2003年12月21日
いやいや、もう何度も見ているはずなのに、感動してしまいました、「北の国から」、五夜連続放送。
そんな感動さめやらぬ間にドラマの舞台となった富良野に行ってみたい!
そう思ってすぐにでも行けてしまうところに住んでて良かった!
いつものように旭川空港の隣りを通り、国道237号線に出て、一路富良野へ向かいます。この日は天気が悪いこともあって、大好きな美瑛への寄り道もナシ。
せっかくだから、夏の間は観光客でごった返すアノ観光名所が冬の間どうなっているか見てきましょう、と言うことで、中富良野町の「ファーム富田」に寄り道することに。
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さすがに今の季節、駐車場もガラ空き。あの大渋滞がウソのようです。
7月の間はラベンダーを見る観光客でいっぱいのこの並木道にも、
今は人っ子一人いません。
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冬のラベンダー畑
ラベンダーはこうして雪ノ下で冬を越します。
株の部分が盛り上がっています。 |
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冬の間でも「花人の舎」と「ドライフラワーの家」は営業していて、お土産などを買うことができます。
カフェで飲んだミネストローネが絶品でした。
「ファーム富田」を出て、富良野市街に向かいます。富良野も来るたびに新しい店ができているのが目につきます。
富良野ではまず、ドラマのロケ地ともなった「富良野神社」に向かいました。
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富良野神社
「2002遺言」で純と結が再会したのがココ。
ドラマのシーンが蘇ります。 |
最近僕ら夫婦の間では、パン屋めぐりがブーム。そこで向かった先が「新富良野プリンスホテル」です。
新富良野プリンスホテルの一角にあるパン屋さん
「プリンスパン工房」 |
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イートインコーナーがあり、買ったパンを
その場で食べることが出来ます。
この中でもチーズパン(左下)が美味しかった〜。スモークの風味がするチーズが絶品! |
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「ニングルテラス」
「新富良野プリンスホテル」の敷地内にあります。ロウソク、ガラス細工など、さまざまなクラフトショップが点在しています。
「北の国から」の原作者、倉本聰のプロデュースです。 |
可愛い雪だるまがお出迎え |
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パイプをくわえた雪だるまがお店番 |
雪子おばさんが働いていた
「森のろうそく屋」
「’98時代」では、ここで純が草太兄ちゃんの
悲報を受けました。 |
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各店舗それぞれに個性あふれるクラフトが並んでいます。「北の国から」にちなんだグッズも豊富です。
そして「北の国から」のメイン舞台とも言える、麓郷へと向かいました。
国道237号線と麓郷を結ぶ麓郷街道には、観光客とおぼしき「札幌」ナンバーや「わ」ナンバーの車がちらほら。みんな同じこと考えてるんだなー。
今回の麓郷へ向かった一番の目的は、今年(2003年)から柵内に入り間近で見ることができるようになった「拾ってきた家」を見てくることなのです。
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「拾ってきた家」
ドラマを見た人には説明は不要でしょう。五郎さん達が建てた、廃棄物を利用した家です。
入場料200円を支払うと、柵内に入り近づいて見ることができます。 |
雪子おばさんの家
コンテナ、電話ボックス、タクシーの窓、冷蔵庫の扉などなど、本当に廃棄物でできています。
ここは外から覗き込むだけ。家の中にはラップが置いてあったりして生活感を感じさせます。 |
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広場にははがしたアスファルトを敷き詰めてあるはずなのですが、雪が積もっていてわかりませんでした。
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五郎の4番目の家
丸太小屋が燃えてしまった後に
住んでいた家です。
アキナの犬小屋もありました。 |
中はこんな感じ。
本当に五郎さんが生活してそう。 |
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すみえと正彦の家
地井武男演ずる「中ちゃん」の娘夫婦の家。夫の正彦(柳葉敏郎)がいい味を出していましたよね。
出窓にはスキー場のゴンドラが使われています。 |
こちらは玄関まで入って中を見ることができます。
雪子おばさんの家よりもずいぶんと小ぢんまりとしています。
さすがは北大出のインテリらしく、書棚は本でいっぱいです。
少しすきま風が入ってきて、実際生活するとなると寒そうでした。 |
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この家の裏手には、正彦設計の「バイオ発電機」もありました。結局うまくいかなかったようですが。
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五郎さんの飼っていた羊です。「サフォーク」という品種でジンギスカンにすると美味しいとか。
羊毛の中に手を突っ込むとあったか〜い。
たまに大きな声で「メェェェーッ」と鳴いていました。 |
この後、「石の家」にも行こうとしたのですが、冬の間は封鎖中でした。去年11月に行った時には見れたのになぁ。
ドラマが終わって一年以上経った今でも根強い人気を誇る「北の国から」。その「聖地」とも言える麓郷を訪れるファンは後を絶ちません。
「拾ってきた家」の周りには、去年はなかった「北の国から」のグッズを販売しているお土産屋ができていました。なんでも「純と結の家」を作る計画もあるとか。
ドラマは終わってしまったけれども、いつかここが本当に「拾ってきた街」になる日が来るのかもしれませんね。
◆DATA◆
走行距離 |
183km |
走行ルート |
旭川−(国237)−富良野市街−新富良野プリンスホテル−(道道)−麓郷−(道道・国237)−旭川 |
費用 |
ミネストローネ |
100 |
パン(プリンスパン工房) |
864 |
拾ってきた家入場料 |
400 |
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合計 |
\1,364 |
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