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◆ 北海道行楽記
「白と青の世界に感動!冬の美瑛」
美瑛
2004年1月17日


天気予報は晴れのち曇り。カーテンを開けてみる・・・!!晴れてる!しかも雲ひとつない青空!!これはチャンス!

今年もあの感動を味わいに行かないと。そう、美瑛の雪景色を見に行かねば!!


このような晴天の日は、放射冷却で気温がぐっと下がることが多いんです。この日の最低気温も-18℃。車のフロントガラスには霜がびっしりついていました。

旭川の自宅を出発し、東神楽経由で美瑛に向かいます。


車窓に見える木々にはびっしりと霧氷がついていて、まるで氷でできているかのようです。

そんな霧氷をを撮影しようと、旭川と東神楽の境界を流れる忠別川にかかる橋の手前に車を停めました。そこで自然からの思わぬプレゼントが・・・

ダイヤモンドダスト

ちょっとわかりにくいかな?

この10分後にはもう見えなくなっていました。

河原の木々は霧氷で真っ白。

水面からは水蒸気が上っています。

彼方には大雪山の姿が。


ダイヤモンドダストを見て大興奮のまま、車を美瑛に走らせます。


旭川空港近くから望む大雪山。




さて、いよいよ(と、言っても家を出て30分程度なんですが)美瑛に入ります。スッキリと晴れ渡った青い空に、期待はいやがおうにも高まります。

丘の斜面に続く、エゾユキウサギの足跡。

「ケン・ケン・パ」の形をしています。


ケンとメリーの木

樹齢80年のポプラの木。雪の中に建つ姿も
絵になります。
背景には大雪山が見えます。



親子の木

親子のように並んで立つカシワの木。




セブンスターの木

セブンスターのCMにその映像が使われたカシワの木。

夏の間は観光客に囲まれるこの木を独り占めです。



マイルドセブンの丘

マイルドセブンのCMに使われた丘。
カラマツの並木です。



哲学の木

その傾き具合が何か考え事をしているように
見えることからその名が付けられました。



足跡ひとつない雪原を見ると、
こういうことをしたくなりませんか?

それでできた人型。



美馬牛小学校の近くから望む十勝岳連峰

これほどくっきりその姿を見れることはあまり多くありません。

この日の十勝岳はいつもより多目の噴煙を吐き出していました。

今年は雪が少ないので、裾野のほうまでは白く染まっていませんでした。

やはり丘の向こうに山が見えるのと見えないのでは、その風景も全く違いますね。


お昼時、お腹も空いてきたので、「四季彩の丘」の近くにあるカフェ、「風」(ふう)に行ってみることにしました。ここは去年の夏に通りかかったときから気になっていたお店。まだオープンして半年ほどだそうです。

建物は小さ目のかわいいログハウスです。

テラスもあり、夏ならここで風景を見ながらお茶を飲むのも良さそう。


店内はこじんまりとしていて、大変居心地がいいです。まるで友人の家にいるかのような雰囲気。これほどアットホームなお店はなかなかないかも。


この店自慢のメニュー。神戸牛を使ったビーフカツサンド(800円)。

何枚か重ねた牛の薄切り肉を揚げたビーフカツは、衣がサクサクしていてソースとの相性も絶妙!これはおススメです。

こちらも神戸牛を使ったビーフカレー(800円)。

ビーフはとろけるようなおいしさ!だけど3切れしか入っていないのはちょっと寂しい。


オーナーの方は神戸から家族3人で移住してきたそうです。ログハウスのこと、薪ストーブのこと、土地のこと、いろいろとお話を聞かせてもらいました。


店内には薪ストーブが置いてありました。。やっぱりログハウスには薪ストーブがないとね。

聞いてみると台湾のメーカーのストーブだそうです。台湾って暑いところなのに薪ストーブ作ってるんだ。


お腹もふくれたところで、今度は美瑛にも劣らない丘陵地が広がる上富良野方面へ向かいます。


上富良野町の千望峠

この日のベストビューをひとつ選ぶとしたらここでしょう。

丘陵地帯から、上富良野の市街地、そして十勝岳連峰までを一気に見渡すまさに大パノラマ!

あまりの絶景に声も出ません。



同じく上富良野町の「パノラマロード江花」

真っ白な道が一直線に続いています。正面に見えるのは富良野岳・前富良野岳。


次々と目の前に広がる絶景に、もう胸がいっぱいで大満足!!素晴らしいっ、素晴らしすぎです!


「北西の丘展望台」から見る夕暮れの十勝岳連峰。

もう少し早ければ、夕陽を受けて赤く染まる山々を見ることができたのですが、ちょっと遅かったようです。残念。


あたりが暗くなり始めるなか、青と白の世界を脳裏にいっぱい刻み込んだ僕達は、美瑛を後にしました。




この日は天候にも恵まれて、これ以上ないと言えるくらい最高の「雪美瑛」を見ることができました。

四季折々に様々な表情を見せてくれるこの美瑛ですが、やはり最も美しいのは冬と言い切ってしまってもいいでしょう。観光客の姿も少なく、お気に入りの風景をひとり占め(二人占め?)にできることも冬のいいところ。冬に訪れずして美瑛を語るなかれ、と言いたいところです。



こんなにも近くに、これほどまでに感動できる風景がある。北海道に移住してきて良かったと、改めて思う一日でした。







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