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とにかく広いよね。東京ドーム５６００個分とか言われても想像するのは難しいだろうから、見たことのない人には是非一度現地に立ってその広さを実感してほしいところ。

湿原を見渡すことのできる展望台もいくつかあって、釧路市湿原展望台と細岡展望台が有名だね。湿原展望台のほうはやや高い位置から湿原全体を見渡すような感じ。釧路川は見えないけど、風景の広がりは一番だろうね。それから細岡展望台からの「大観望」と呼ばれる眺めは感動モノだよ。特に夕景が素晴らしいそうなので、僕もいつか見てみたいんだ。

その他にも、湿原の最奥地といった風情のコッタロ湿原展望台、大小の湖沼が望めるサルボ展望台、蛇行する釧路川を一望する二本松展望地など、それぞれに違った表情の釧路湿原を楽しむことができるので、時間があればいろいろと周ってみて湿原の自然を堪能しよう。

道東でも、いや北海道でも有数の有名観光地だよね。さすがにその景観は素晴らしく、静かな青い湖面はとても神秘的。北海道で最も印象に残った風景に挙げる人も少なくないみたい。

展望台は３ヶ所。第一展望台、第三展望台はすぐ近くにあるんだけど、裏摩周展望台はかなり回り道をしないとたどり着けないよ。第一展望台は観光客が多くてゆっくり湖を見るような雰囲気じゃないけど、シマリスが餌付けされているので、リスを見たい人は行ってみよう。個人的には、観光客も比較的少なく湖面との距離も近い裏摩周展望台がお気に入り。

「霧の摩周湖」と言われているけど、今のところ僕の戦績は、５勝２敗。「いつ行っても霧」ってほどでもないのかな。夏よりも秋のほうが霧のかかる日が少ないみたい。展望台によっても見えたり見えなかったりするので、第一展望台で見れなくても、諦めずに湖面に近い裏摩周展望台に回ってみると見れたりすることもあるようだよ。


「晴れた摩周湖を見ると、女性は婚期が、男性は出世が遅れる」、というのはよく聞くハナシだよね。もちろん何の根拠もない話で、ツアーガイドさんが、霧で摩周湖の湖面を見ることのできなかった観光客に、慰めの言葉として話したのが始まりらしい・・・というウワサを聞いたことがあるね。

第一展望台、第三展望台があって、なんで第二展望台がないの？って疑問を持つ人もいると思うけど、昔は第一と第三の間に第二展望台ってのもあったんだって。でも狭かったんで無くなってしまったそうです。

美幌峠、津別峠（藻琴峠は霧で何も見えなかった・・）ともに素晴らしい眺望が望めるね。眺めはどちらも甲乙つけがたいけど、国道沿いで道の駅にもなっている美幌峠よりも、人の少なさで津別峠のほうに軍配があがるかな。

和琴、池の湯、砂湯など、確かに周囲には無料の露天風呂が多いんだけど、入るに値するのはコタン温泉くらいかな。あとのは「あったかい池」といった感じで、藻が浮いていたりして入浴後のほうが体が汚くなりそうなところばかり。温泉マニア以外にはおススメできないね。

屈斜路湖と言えば、謎の巨大怪獣「クッシー」を思い浮かべる人もいるかな？マリモの阿寒湖、霧の摩周湖に対して、コレといった売り物がない屈斜路湖に、地元住民がデッチあげたとかいう噂が・・・まぁ真偽のほどはわからないけどね。