■納沙布岬(のさっぷみさき) (根室市)
北緯43度22分、東経145度49分に位置する、日本本土最東端の岬。日本一早い日の出はここで拝むことができる。
わずか数km先には、北方領土、歯舞諸島の水晶島や貝殻島が見える。
周囲には、北方領土返還を願うモニュメントや資料館などがあるほか、お土産屋や食堂もある。
▼根室市観光協会ホームページ
Comment
最北端の宗谷岬と並んで、岬ハンターじゃなくとも一度は訪れてみたい最東端の地。やはり当然のように観光地化されているけど、宗谷岬ほどは賑やかじゃないし、すぐ間近に北方領土を見ることができるので、最果ての雰囲気は感じられるかもしれないね。
北方領土に関する資料が展示されている「望郷の家」には展望室があるんだけど、無料で使える望遠鏡が備え付けられていて、ロシアの監視塔などの建物までハッキリ見えるよ。
根室の市街からこの岬へ至る道はいいね。半島をぐるりと一周できるように道が通っているんだけど、時計回りに走るのがいいと思うよ。そのほうが少しでも(たいした差じゃないけど)海の近くを走れるからね。路肩にやたらと立っている北方領土返還を訴える看板も見物。コミカルなものからちょっとコワイものまでいろいろあるよ。
Info
駐車場 有
電話 0153−24−3104(根室市観光協会)
■開陽台 (中標津町)
標高271m、小高い丘の上にある展望台。地平線をぐるりと見渡すことのできる大パノラマは圧巻。晴れた日には知床連山や国後島まで望むことができる。
展望室には軽食コーナーやお土産屋のほか、中標津の四季を紹介するパノラマスクリーンや展望回廊が設けられている。
キャンプ場が併設されており、ライダーにも人気が高い。
▼中標津町ホームページ
Comment
前方にはどこまでも広がるような平野を、後方には連なる山々を見ることができる眺望はさすがのもの。「地平線を思う存分見てみたい!」って人には是非おススメのスポットだよ。
それから夜空の素晴らしさには定評があるね。視界が広い分、街の灯りが見えちゃうんで、空の暗さはいまひとつかもしれないけど、空一面に広がる星はすごいだろうなぁ。キャンプ場もあることだし、夜にも来てみたいね。
「ライダーの聖地」とか言われていたけど、最近では一般の観光客もだいぶ増えてきたみたい。あ、キャッチコピーの「330度の展望」ってのも、360度じゃないところがまたおくゆかしくていいよね。
「ミルクロード」って呼ばれる(まわりに牧場が多いからね)開陽台に向かう道もまたいいんだな。ゆるやかにアップダウンを繰り返しながら、緑の中をどこまでも真っ直ぐに続く道を走るのは爽快そのもの。
Info
駐車場 有
電話 01537−3−3111(中標津町観光協会)
■野付半島 (別海町)
根室半島と知床半島のほぼ中間にある、28kmに及ぶ日本最大の砂嘴(さし)。草原、湿地、森など多彩な自然環境を作り出している。
木々が海水によって侵食され立ち枯れた「トドワラ」「ナラワラ」、散策路が設けられた原生花園、半島の自然を学べるネイチャーセンターなどの見どころがある。
▼別海町ホームページ
Comment
半島の付け根から、ネイチャーセンターまで続く直線道路(フラワーロード)は素晴らしく気持ちのいい道だよ。両側に海を見ながら走れる道なんて他にはなかなかないよね。海の色もすごくキレイだし、国後島もすぐそこに見えるよ。
立ち枯れた木々の作り出す荒涼とした風景も、この半島ならではのもの。「ナラワラ」のほうは道路わきの駐車場からすぐ見えるんだけど、「トドワラ」のほうはネイチャーセンターから20〜30分くらい歩かないと見れないんだ。でもその分、間近で見ることはできるよ。「トドワラ」までは馬車(片道500円)でも行けるよ。
Info
駐車場 有
電話 01537−5−2111(別海町観光協会) 01538−2−1270(野付半島ネイチャーセンター)
■花咲灯台車石 (根室市)
世界的にも珍しい、直径6mにも及ぶ放射状節理の玄武岩。国の天然記念物にも指定されている。
電話 0153−24−3104(根室市観光協会) 駐車場 有
▼根室市観光協会
■風蓮湖 (根室市、別海町)
根室半島の付け根に位置する周囲65kmの汽水湖。国内最大の白鳥の飛来地として知られている。
電話 0153−24−3104(根室市観光協会) 駐車場 有
▼根室市観光協会
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