第9回 厚岸町 |
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厚岸町
あっけしちょう
釧路支庁
人口 12,400人
面積 735平方km
ホームページ |
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厚岸といえば書くことはもうただ一つ、そう牡蠣(かき)です。
なんと言っても、アイヌ語で「牡蠣のあるところ」という意味の「アッケシイ」から、町の名前が付けられているくらいですから。カントリーサインに牡蠣が描かれていないのが不思議なくらいです。やっぱり牡蠣では絵ヅラとしてあまりふさわしくなかったのでしょうか?
よく「牡蠣は英語でRのつく月(9月〜4月)以外は食べてはいけない」といいますが、ここ厚岸では全国で唯一、年中牡蠣を出荷しているそうです。
町内では、道の駅にもなっている「味覚ターミナル・コンキリエ」(ちょっと高め?)をはじめとして、多くの店で新鮮な牡蠣料理を味わうことが出来ます。
僕も町内のとあるお店(店名忘れた)で、「牡蠣づくし」なるものをいただいたことがあります。1500円というリーズナブルな料金で、牡蠣フライ、牡蠣の柳川、牡蠣の軍艦巻き、牡蠣の味噌汁、牡蠣サラダと、盛りだくさんの内容に大満足したものでした。
あと、見逃せないのが、厚岸の駅前に売っている、「かきめし弁当」。900円とちょっと割高感はあるのですが、牡蠣のエキスの染み込んだご飯はまさに絶品!厚岸に立ち寄ったならば是非賞味してもらいたい一品ですね。
えっと、牡蠣の他にこの町で特筆すべきものといえば、やはりカントリーサインにも描かれているヒオウギアヤメの群生する、「原生花園あやめヶ原」ですね。
6月中旬より7月上旬にかけて、広さ100ヘクタールの原生花園に30万株のヒオウギアヤメが咲き乱れ、あたり一面紫色に染まります。
さて、厚岸町のその他の見所は、
◆ラムサール条約にも登録され、タンチョウやオオハクチョウなど様々な野鳥を観察することができる別寒辺牛(べかんべうし)湿原
◆フィールドアスレチックやロングすべり台などが設置されている、桜の名所としても有名な子野日公園
◆ここも桜の名所、北海道には珍しい歴史の香りただよう古刹、国泰寺
◆数十mの断崖上から厚岸湾のパノラマを一望、「愛とロマンの岬」(恥)、愛冠岬
と、いったところでしょうか。
この町では毎年10月に、新鮮な牡蠣を野外で炭火焼きにして食べることの出来る「かきまつり」が行われます。このお祭りは、僕の中の「行ってみたいお祭り」の常に上位にランクされています。
流通の発達した現在では、日本全国どこにいても牡蠣を食べることができますが、やはりその産地で味わうものは、旅情もあいまって一味も二味も違うことでしょう。
ただ僕の住む旭川からだとちょっと遠いんですよね。でも今年は行ってみたいなぁ。
温泉 |
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キャンプ場 |
筑紫恋キャンプ場 |
スキー場 |
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みどころ |
原生花園あやめケ原・愛冠岬・厚岸味覚ターミナル
コンキリエ・厚岸湖別寒辺牛湿原・厚岸水鳥観察館・国泰寺
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イベント |
桜まつり(5月)・あやめまつり(6月下旬〜7月上旬)・港まつり(7月)・上尾幌きのこまつり(9月)・かきまつり(10月)
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★★★
さて、次回の「北海道212市町村探訪」(仮)は、厚沢部町です。え〜と、あっさぶ、あっさぶ・・・ん?どこにあるんだっけ?
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