第10回 厚沢部町 |
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厚沢部町
あっさぶちょう
檜山支庁
人口 5,166人
面積 460平方km
ホームページ |
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とうとうこの「北海道212市町村探訪」(仮)も第10回目を迎えました。ここまでくじけずに続けてこれたのも、ひとえに皆様の温かいご支援のおかげございます。
第6回目の旭川編が消えてしまうという思わぬハプニングもありましたが、気を取り直して、これからも皆様のお役に立てる情報を、楽しんでいただけるような文章で伝えていけたらいいなと思っております。
いやー、しかしもう10回目かー、早いもんだねー。でもあと残り202回分もあるのかー。マラソンにたとえるならば、2km地点ってとこだな。うわ、まだまだ先は長いなぁ。
と、前置きがだらだらと長くなってしまったのは、別にこの町について書くことがあんまり思いつかないからなどという理由では決してありません。あ、だから違うってば!
第2回の赤井川村や第5回の朝日町とは違って、一応この町には行ったことがあるんですよ。まぁ「行った」と言っても、ただ道の駅にスタンプ押しに行っただけなのですがね。だから印象に残っているのは道の駅の建物だけ。どんな見所があるか、どんな名物があるかなんて何にも知りません。
で、この厚沢部町、あ、「あつさわべ」ではありません。「あっさぶ」と読みます。
まず目につくのは、カントリーサインに描かれた怪しげなキャラクターです。???ナニ?コイツ?
この町のことを調べていくと、コイツの正体がわかりました。どうやらこれは「メークイン」のようです。よくスーパーに並んでいる細長いジャガイモです。ちなみに煮崩れしにくいのでシチューなどの煮込み料理に向きます。
そう、この厚沢部町はメークイン発祥の地だったのです。ふーん、どんな地味な町でも一つはセールスポイントがあるもんだなぁ・・・ってだから町民の方々を敵に回すような不穏な発言は控えましょう。
が、メークインの産地だとはいえ、町内の飲食店でおいしいジャガイモ料理が食べられるって話は聞きません。
では、この町の見所はというと、え〜と、え〜と・・・・あ、ありました!ひとつ面白そうなイベントが。その名も「あっさぶ真夏の雪合戦」。
真夏にどうやって雪を用意するかというと、冬の間に600トンもの雪を、縦18m、横10m、深さ5mの大穴に埋めて保存しておき、イベントが行われる8月に、それを掘り起こすのだそうです。
暑い真夏に冷たい雪玉をぶつけ合う。おおー、これはなかなか気持ちよさそうですねー。うん、一度参加してみたい!
あとはですね・・・
◆頂上で足踏みすると、足の裏に「ドーン、ドーン」を音が跳ね返ってくるように聞こえることから名づけられた太鼓山(原因不明らしい)
◆ヨーロピアン調の妙に立派な建物が特徴のうずら温泉
◆それとは対照的な、100年以上の歴史を持つ山間の一軒宿、俄虫温泉
◆ヒバの北限であると同時に、トドマツの南限でもあり、南北の樹木が混じりあう独特の森林体系
といったところが見所でしょうか。
以上に紹介してきたように、名の知れた観光地があるわけではないのですが、ジャガイモの産地ということは、初夏には薄紫色の花が一面に広がる見事な風景を見ることができるのかもしれませんね。
有名な観光地よりも、そんな名も無き場所の景色に、感動を覚えることも多いものです。
温泉 |
俄虫温泉・うずら温泉・館城温泉 |
キャンプ場 |
厚沢部町レクの森キャンプ場・鶉ダムオートキャンプ場 |
スキー場 |
太鼓山スキー場 |
道の駅 |
あっさぶ |
みどころ |
太鼓山・レクの森・水環境公園・館城跡公園 |
イベント |
雪中ハッスル大会(2月)・館城跡まつり(5月)・うずら温泉
稲倉石まつり(7月)・あっさぶ真夏の雪まつり(8月)・いも掘りの集い(9月)
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★★★
さてさて、次回の「北海道212市町村探訪」(仮)は、厚田村です。むむぅ、またまたよく覚えてないところだ・・・
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